2010年1月5日火曜日

日常メンテナンスでパソコンの調子を維持(1)

パソコンを使いこんでくると パソコンが購入当時より遅くなったと誰もが感じていると思います。
長く使い込んだパソコンの動きが遅くなる原因としては、パソコンの頭脳のうち 記憶をつかさどる部分に当たるハードディスク(HDD)に保存されたデータにあります。
誰のパソコンにも最初から備わっているソフトをつかってハードディスクの健康維持の方法を4回にわけて紹介します。長く愛用のパソコンと付き合うため始めてみましょう。

1.ゴミデータの掃除
何気なくインターネットを利用しているだけでも、HDDには知らぬ間に膨大な量のデータが書き込まれています。これらの多くはいわゆる「ゴミデータ」、これらを定期的に掃除してはまずは身の回りをきれいにしましょう。

《Step1》

1)「スタート」をクリックして
2)「コンピュータ」をクリックする

《Step2》


1)通常Cドライブ(C:)を右クリックして
2)プロパティをクリックする

《Step3》


1)「ディスククリーンアップ」をクリックする

《Step4》


1)「このコンピューター・・・・・・」をクリックする

《Step5》


しばらくそのまま待つ

《Step6》


1)消去するファイルを選ぶ
  下の解説を参考に削除するファイルにチェックを入れる
※わからなければ下記3つはとりあえずチェックを外す。
●古いファイルの圧縮
●休止状態ファイルクリーナ

●Setup Log Files
2)「OK」をクリック

《Step7》


1)「ファイルの削除」をクリック







《削除項目解説》
●ダウンロードされたプログラムファイル
ダウンロードされたプログラムファイルとは、特定のウェブサイトを表示したときに、インターネットから自動的にダウンロードされた「Javaアプレット」や「ActiveXコントロール」 などのプログラムファイルのことです。

※通常この項目は削除しても問題ありません


●Temporary Internet Files
「Temporary Internet Files」フォルダには、ウェブサイトへのアクセスを速くする目的で、 そのウェブサイトの画像や文章などの情報が保存されています。
ウェブサイトの内容に変更がないときは、「Temporary Internet Files」フォルダの内容が 優先されて、文書や画像などの情報が早く表示されます。

※通常この項目は削除しても問題ありません


●休止状態ファイルクリーナ
Windows Vistaは、パソコンを休止状態にする前に、動作中のアプリケーションの状態やメモリーに保存されている作業中のデータを休止状態ファイルとして一時的にハードディスクに保存します。

※休止状態を使用するときは、削除しないでください。


●ごみ箱
ごみ箱に入っているファイルは、元あった場所からごみ箱に移動されただけなので、ファイルが完全に削除されたわけではありません。コンピュータからファイルを完全に削除するには、ごみ箱に入れたファイルを削除する必要があります。

※ごみ箱に保存されているファイルが不要なときは削除してください


●Setup Log Files
アプリケーションソフトをインストールしたときの情報ファイルです。

※通常は削除しても問題ありませんがハードディスクに余裕のあるときはチェックを外してください。


●一時ファイル
アプリケーションソフトを実行すると、TEMPフォルダに一時的な情報を保存することがあります。通常はアプリケーションソフトを終了する前にこの情報は削除されます。

※通常この項目は削除しても問題ありません。


●縮小表示
文書や画像、映像ファイルの縮小版(サムネイル)表示用のデータです。
削除しても、次に文書や画像、映像ファイルが保存されているフォルダを開いたときに、再生成されます。

※通常は削除しても問題ありません。


●ユーザーによって保存されたWindows エラー報告
アプリケーションを強制終了したり、正常に動作しなくなった際に、「プログラムから応答がありません。」「この問題に関する詳細情報を送信しますか?」などのメッセージが表示されたときの情報です。

※通常は削除しても問題ありません。


●システムによって保存されたWindows エラー報告
アプリケーションが正常に動作しなくなった際に、「プログラムから応答がありません。」「この問題に関する詳細情報を送信しますか?」などのメッセージが表示されたときの情報です。

※通常は削除しても問題ありません


●古いファイルの圧縮(XP)
"古いファイルの圧縮"は、50日以上使用していないファイルを削除するのではなく圧縮します。なので、圧縮されてしまったファイルにアクセスしようとすると動作が遅くなってしまいます。ですが、その分ハードディスクの容量は増加するというメリットもあります。しかし、これを選んでしまうとクリーンアップの作業が非常に長くなってしまいます。

※チェックは外しておいたほうがいいでしょう

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