2011年2月1日火曜日

憧れのマウナケア山頂

2ヶ月のロングステイも終盤を迎え帰国間近の先日、Yさんより「マウナケアのサンセットツアーに参加しませんか?」とお誘いがありました。
お話を伺うと日本女性のガイドさんで言葉の心配もなく料金も格安とのこと、喜んで参加させて頂くことにしました。
日程は1月29日2時30分出発と決定。Tomは心臓の持病が有るため私だけ参加。
1月29日朝から雨、昼頃ようやく晴れてきました。

1時間余りサドルロードを走り雨が降ったり霧が出たりと悪天候の中、標高2800mのオニズカセンターに到着。途中の悪天候がウソのような素晴らしい青空。ここで体を気圧に慣らすため30~40分休憩をとりその後山頂に登るのだそうです。
その間にガイドさんが用意してくれたお弁当をいただきました(とても美味しかったです)。
そして20年から50年に一度花が咲くと枯れてしまうというギンケンソウの写真も撮りました。
(花の咲いている最中の物はみつかりませんでした。)
そしていよいよ山頂へ出発です。途中眼下に広がる真っ白な雲のじゅうたん そしてマウナロアなど、本当に素晴らしい光景です。
ガイドさんの安全運転で30分ほどで山頂につきました。
山頂は4200mの高さと思えないほどとても穏やかで暖かく(2.5℃)、気圧の変化も全然気になりませんでした。これなら心臓の悪いTomも大丈夫だったのでは?・・・と思ったほどでした。
30分ぐらい待っていると サンセットのクライマックスが近づいて来ました。この素晴らしい光景はとても言葉では表現できないほどの感動で、魂と心が揺さぶられる瞬間でした。
大自然の偉大さ、荘厳さにただただ感謝感動の連続でした(6時20分頃)。





日没後もまだ周りは明るく空の色が変化して行くのでシャッターを押し続けていました。
7時頃オニヅカセンターに戻り、ここで星空の観測です。ガイドさんの説明で日本ではなかなか見ることの出来ない星や冬の天の川など、とても感動的でした。夏の天の川は自宅の庭からも良く見えるのですが、冬の天の川は見たことが無く、そして夏と冬とでは位置が変ることもオドロキでした。
観測中も星の位置が変化し続け、地球は確かに動いていると認識させられました。
明日からマウナケアの山頂を眺める時、今日の素晴らしい体験を一生忘れる事は無いと、感動をかみしめながら帰路につきました。

お誘いいただいたYさん、そしてガイドのFさん 本当に素晴らしい思い出と感動をありがとうございました。
       by Kay


《注意事項》 by Tom
オニズカ・ビジターズセンターに置いてある注意パンフレットには次の人は頂上へ行かない様にと強くすすめられています。


・16才以下の人
・妊娠中の婦人
・高血圧 心臓疾患 呼吸器系疾患のある人
・24時間以内にスキューバダイビングをした人
・お酒を飲んでいる人
 
※なお高山病や脱水症状を和らげるために、頻繁に水を取る事がすすめられています。(山頂は常に湿度が低い)

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