2012年6月2日土曜日

【健康2】酒は本当に百薬の長か?

酒を飲むと善玉コレステロールが少し増えて、動脈硬化を予防し、心筋梗塞(こうそく)などの心臓の病気を予防してくれるであろうと考えられています。
 アルツハイマーの人も酒を飲んでいる人は少ないというデータが出ています。これも脳の血管と関係しているのかもしれません。
 酒と死亡率の関係は、酒を全く飲まない人よりも少し飲む人の方が死亡率が低い、逆に酒をたくさん飲むと死亡率がまた上がるJカーブをします。
千利休の言葉に、「一杯は人、酒を飲み。二杯は酒、酒を飲み、三杯は酒、人を飲む」 といいますが  せいぜい2杯までにしておけと言うことでしょうか。

個人差はありますが 1日に日本酒1合程度が適量と言われています。
これは純アルコール20g程度と言うことです。ビールなら中瓶1本、ウイスキーダブル1杯、ワインならワイングラス2杯に相当します。
自分の飲んでいるお酒の適量を計算するには
例 焼酎 アルコール度数35%では 
   20÷(35÷100×0.8)=71で シングル2杯半となります。
酒飲みには この適量はなかなか難しいですね。

それでは、病気にならないお酒の量としては どうでしょうか?
男性は適量の2倍に相当する量を20年以上毎日飲み続けると、肝臓が確実に弱っていくことがわかっているそうです。
女性は体格の違いやホルモンの関係からアルコールの分解能力が低く、男性の半分で同様のことが言えるそうです。
病気にならないお酒の適量とは、男性は1日適量の2倍以内、つまりビールなら中瓶2本、日本酒なら2合、ワインならグラス4杯以内を、トータルで1週間に適量の10位以内に(週休2日)抑えるのが目安と言われていますよ。(女性はこの半分)




1 件のコメント:

  1. 一生に飲めるアルコールの量は 男性は500kg 女性は250kg程度と言われています。病気にならないお酒の量で飲んだとして約50年。20歳から飲み始めて70歳まで楽しめると言うことですかね!

    返信削除