2011年2月20日日曜日

カーディナルは鏡がお好き

車に止った鳥は、YELLOW-BILLED CARDINAL(和名:キバシコウカンチョウ)です
鏡に映る自分の姿が気になるとみえて、バックミラーをしきりとのぞき込んでいます。
ハワイアンショアーズでは よくキバシコウカンチョウが車の鏡で遊んでいるとのことです。
アイナロアでは 見かけません。 糞をかけられるのがいやで、皆さん鏡をたたんで駐車するそうです。


次回のハワイ滞在は6月を予定しております。それまでの間は、那須の事、ハワイの事、その他色々と織り交ぜながら不定期に更新して行きたいと考えています。

2011年2月17日木曜日

薄皮饅頭作り体験

約160年前 福島の郡山で誕生した 柏屋の「薄皮饅頭」は全国各地の温泉饅頭の基本形になった饅頭です。

那須にも 那須観光の要の地、広谷地交差点に、那須高原柏屋があります。

「旅人の心を癒す」という創業からの理念を守り 売り場とは中庭をはさんで独立して休憩所があり、一杯一杯豆から碾いて出されるコーヒーやお茶が無償で振る舞われています。
ハワイで大福を作って見ましたが 思うように アンを包むことが出来ませんでした。

この休憩所で薄皮饅頭作りの体験をさせてもらえるとのことで 早速指導を受けることにしました。
コツを親切に指導して頂け、頭では判ったつもりでも、手がなかなかついて行きません。
先生の作品は きれいな球形で大きさが見事に揃っています。


約8分間蒸して出来あがり。 箱につめてお土産に持たせてくれます。


貴重な体験をさせていただき お土産までもらって これで無料とは ありがたい限りです。

ポットラックの一品を目指して、練習を重ねようと思います。

先生の華麗な手さばき

2011年2月15日火曜日

日本語クラスで着物の着付デモンストレーション

1月27日、パホアにあるチャータースクール(Charter School) ハース(HAAS(Hawai'i Academy of Arts and Science))で 日本語クラスの生徒さん達に 着付のデモンストレーションをさせて頂きました。

このクラスは男女合わせて15人くらいが 日本語や日本文化を熱心に勉強していました。
小柄な生徒さんにモデルになって頂きました。きつく締めると気の毒なので 全部ゴムのひもを使い なるべく締め付けないよう気を遣いました。
40分の時間を頂きましたので 最初はシンプルなおたいこ結び、次に途中まで帯をほどき文庫結びにしました。







そして最後に半幅の帯に取り替え 変わり文庫を結びました。

最初は自分のゴムゾウリで歩いていたのですが、最後に着物用のゾウリにはき替えてもらいました。
そうすると 急に足が内側になり 歩き方がとても綺麗になってきました。

急なお話でしたので、夏の呂の着物しかなくて 着物が地味すぎるかも? と思ったのですが意外にもブルーの着物がよく似合い 可愛らしく出来上がりました。
初めての体験で 締め付けられて苦しかったと思いますが とても喜んで頂き こちらも嬉しくなりました。

昔取った杵柄とはよく言ったもので、還暦を過ぎても 美容師をしていた頃を思い出し 体や手が動いてくれました。



後日談として、他の生徒さんも着付の体験をしたいと言うことですので 次は若い人が喜びそうな着物を用意して行こうかと考えています。

by Kay

《追記》

※このスクールは とても人気がある為 入学の競争率が高くて、
 なかなか入学するのが大変なようです

※日本からのプチ留学も受け入れているそうです。
 興味のある方はこちらをご覧下さい

2011年2月13日日曜日

冬の星空観察

日本列島の全体が雪の洗礼を受けています。
那須も積雪12cm、冬タイヤの準備のしていない我が家は閉じ込められ、陸の孤島です。

日本ではとても夜空を眺めようと言う気になりませんが、ハワイ島では今の時期の夜でも18℃と、肌寒く感じますが きれいな夜空を眺めてみるのもいいものですね。

Stella Theater Web をクリックして星座表出した下さい。
左側の観測点を選ぶで下の方にあるホノルルをクリックします。
次に観測時刻のセットです。
まず、現地時をクリックします。
日付時刻は現在の時刻に成っています。
夜の星空で観測する時刻を選びます。
1)見る方角、2)見る角度、3)倍率を選びます。
これで星座表の準備は出来ました。
実際の空を眺めて星座表と見比べます。まずは基準となる北極星を探して見ましょう。
上の星座表は12日9時の物です。北斗七星のひしゃくの部分を5倍延長したところが北極星に成ります。7時頃だとまだ北斗七星は水平線の下に有ります。そんなときはカシオペア座のWを延長した交点と真ん中の星をつないだ延長戦5倍の位置に北極星は有ります。

星座のイメージがわかないときは 下の方にある画面表示のカスタマイズで 星座の絵 をクリックして見るのもおもしろいかも知れません。



17日が満月です。1日ごとに約50分月の出は遅くなります。18日ならば7時頃はまだ月が低い位置にあるので余り邪魔に成らずに星の観測ができそうですね。


月の出の時刻
月齢(≒旧暦日付)形の呼称昇る時刻よく見える(暗い)時間帯
0.0   (29~1日頃)新月(朔=さく)日の出の頃出ているが…見えない
2~3  (2~3日頃)三日月日の出の2時間後日没前後の西の空
7.4   (7~8日頃)上弦の月正午頃日没頃の南、真夜中の西の空
14.8  (15日前後)満月(望=ぼう)日没頃日没の東、明け方の西空
22.1  (22~23日頃)下弦の月真夜中真夜中の東、明け方の南の空
26~27(26~27日頃)後の三日月日の出の2時間前明け方の東の空

2011年2月11日金曜日

日本の野菜

Mさんの所でごちそうになったミックスチップ(カボチャ、ニンジン、ムラサキイモ)、日本人好みの味で久しぶりおいしいお菓子に巡り会いました。
内容物の表示には 「KABOCHA CARROTS & BLUE POTATOES」と、パンプキンではなくカボチャとうたっています。
ハワイ産だからからと製造元を見るとニューヨークで作られていました。KABOCHAという言葉は日本の美味しいカボチャとして 生産者や流通に携わる人の間では通じる単語になっている様です。
ハワイの野菜は美味しいとメインランドから来たひとからよく聞きます。日本の野菜に慣れた私にはまあまあの味にしか思えません。
小さかった頃の野菜の味からすると今の野菜はずいぶんと美味しく改良されて来ていると思われます。日本の農業の衰退が嘆かれていますが美味しく安全な野菜は誇れる物ではないでしょうか。このチップス約600円でパホアのマラママーケットで売られていました。

2011年2月9日水曜日

預けたカバンに鍵を掛けられ大慌て!

米国にて、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件以降、出入国者の荷物の保安検査が大幅に強化されました。
米国領土(グアム、サイパン等を含む)に到着する国際旅客の預け入れ手荷物について、引渡し前にX線検査などにより不審物のチェックをし、疑わしい物は開封して目視チェックをするようになりました。
また、米国領土から出航する航空機での預け入れの際は、X線検査などに不審な結果が無くても、ランダムに開封検査の対象となるようになりました。
その結果TSA(Transportation Security Administration:アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁)係官が中身を目視検査するために、一切施錠しないように求められて、鍵を掛けずに預ける事が習慣になっていました。

最近買い換えたカバンには、TSAロックが付いています。

TSAロックとは、TSAより認定を受けた、錠の総称で、赤い菱形の統一マークが付いています。

このTSAロック機能が装備されたカバン等は、持ち主が自分の鍵で施錠してあってもTSA係官が専用の合鍵を使い、随意に開錠し荷物を検査することが出来、検査後は元通りに施錠されます。
その為、このTSAロックのついたカバンは施錠して預けることが出来るのです。
 
知人が日本でTSAロックのついたカバンを預けるとき いつものように鍵を掛けずに預けました。

ハワイの自宅に着いて ビックリ仰天、鍵がかかっているではありませんか。アメリカ入国時に開封して保安検査がなされ、ご丁寧にも施錠されてしまったのです。運悪く鍵は施錠された預けたカバンの中に入れてありました。
ヒロ空港まで持って行って TSA係官に合い鍵で鍵を開けてもらったそうです。

TSAロックのついたカバンをお持ちの方は必ず鍵を携帯するよう注意してください。

なお 開封して保安検査された荷物には右のようなカードが入っています。

2011年2月7日月曜日

日本語版 ハワイアン航空機内誌ハナ・ホウ

ハワイアン航空 ヒロ-ホノルル便に 日本語版 ハナ・ホウ 2011年2月/3月号が 「ご自由にお持ち帰りください」 と置かれていました。
羽田-ホノルル便だけでなく、ネイバーランド便にも置かれるように成ったようです。


火山島の茶文化など興味を引く記事が有りましたが、2・3月のイベント情報が記載されていたので、抜粋を載せておきます。

ハワイ島(2月)


Chris O'Riley and Carter Brey
オライリー&ブレイ・コンサート
2月2日
コンテンポラリー・ピアニストのクリス・オライリーとクラシックのチェリスト、カーター・ブリーが共演し、素晴らしいフユージヨンを奏でる。
午後7時から。
チケットは$40と$45。
会場:Kahilu Theatre, Waimea
   ワイメアのカヒル・シアター
電話:(808)885-6868

201l Annual Cherry Blossom Heritage Festivai
2011年ワイメア桜祭リ
2月5日 6日
ワイメアタウンのチヤーチロウ・パークにある歴史的な桜並木の開花を祝う恒例の花見フエステイバル。
種々の文化を代表するパーフオーミングアートや工芸品の販売、盆栽手入れ、墨絵、折り紙、習字の実演なども行われる。
午前9時から午後3時まで。無料。
会場:Church Row Park, Waimea
   ワイメアのチヤーチロウ公園
電話:(808)961‐8706

9th Annual Hilo Chinese New Year Festival
チャイニーズ・ニユーイヤー・フエステイバル
2月12日
ヒロの町を舞台に、獅子舞や伝統的な中国の儀式で旧正月が祝われる。カラカウア・パークのフエアでは、アジアの美術品、工芸品の販売や国際色豊かな食べ物のブースも準備される。
セレモニーは午前9時、
パレードとフエアは午前10時から午後3時まで。無料。
会場:セレモニーはカメハメハ・アベニューのクレス・ビル(Kress Building)、パレードはカメハメハ・アベニュー(Kamehameha Avenue)
電話:(808)933-9772

Bobfest AG Fair
ボブフェスト農業フェア
2月13日
2009年に発足した"キープイツトハワイ"運動に根ざす、音楽と持続可能な農業を促進する催し。自然との共存を促したレゲエアーティスト、故ボブ・マーリーの歌が背景にある。フエアでは持続可能な有機栽培や健康な生活に向けた展示や実演、ハワイアンやレゲエミュージツクのライブエンターテインメントなどもある。
正午から午後6時まで。無料。
会場:Mo'oheau Park, Hilo
   ヒロのモオヘアウ公園
電話:(808)216-7372

'Q'uisine of Hearts
キュイジーヌ・オブ・ハーツ
2月13日
全米調理協会が主催する、子どもの栄養教育を促進するためのバレンタインデー・ブランチ。ハワイ島の有名シェフによる料理やデザート、ワインのもてなしに加え、ライブミュージツクやサイレントオークションもある。
午前11時半から午後2時半まで。
参加費用は大人が$45、子どもが$20。
チケット購入は(808)3292522まで。
会場:Waters Edge Ballroom at Hilton Walkoloa Village
   ヒルトン・ワイコロア・ビレッジのウォータズエッジ・ボールルーム

Ukuieie and Slack Key Masters Concert 1 & 2
ウクレレ/スラックキー・マスターズコンサート1 & 2
2月18日 19日
18日はウクレレのジエイク・シマブク回とギターのクリス・ウーテン、19日は伝統的ハワイアンバンドのホオケナやその他のミュージシヤンが自慢の腕前を披露する。
午後8時から。無料。
会場:Kahilu Theatre, Waimea
   ワイメアのカヒル・シアター
電話:(808)885-6868

 


ハワイ島(3月)


11th Annual Great Walkoloa Ukulele Festival
グレート・ワイコロア・ウクレレフェスティバル
3月5日
ハワイのトップエンターテイナーが出演し、新旧取り混ぜた数々の曲でウクレレの魅力を披露する。
午後2時から7時まで。無料。
会場:Queen's Marketplace, Waikoloa
   ワイコロアのクイーンズマーケツト


Kona Brewers Festival
コナ・ブリュワーズ。フェスティバル
3月5日
ハワイのビール醸造を促進するための、恒例のフェスティバル。ハワイ、米本土のクラフトビール約30種が、クレメフード25種以上とともにフィーチャーされる。
午後2時半から6時半まで。参加費用は$50ドル。
チケット購入は(808)3945662または(808)3342739まで。
会場:King Kamehameha Kona Beach Hotel
   キング・カメハメハ・コナ・ビーチホテル


14th Annual Big Island International Marathon
第14回ハワイ島国際マラソン
3月20日
ペペエケオのクライマノ公園からスタートしたあと、太平洋を左に見ながら熱帯雨林を通り抜け、ヒロのベイフロントまでの262マイルで競われる。ハーフマラソン、 5Kラン、ウォークもある。
スタートは午前6時。
参加料は$30~$100、申請受付は3月10日まで。
http://www.%20hilomarathon.org/

2011年2月5日土曜日

無事帰国

2月3日早朝、6時23分の飛行機に乗りました。
日の出前なので、あたりは薄暗く 普段では決して見ることの出来ない ヒロの街の夜景を見ることが出来 とてもラッキーでした。
成田-ホノルル間は、来るときは6時間半 帰りは9時間15分の飛行です。 時差の事を考え、寝ないで4本の映画を見ることにしました。機内では隣の席が空席のためとてもリラックス出来ました。ジャンボ機は3月1日でJALから無くなるそうです。成田には定刻通り1時20分頃到着、気温は12℃と とても暖かく半袖の人もいました。那須への冬支度をしている私達はちょっと汗ばむほどでした。

8時頃 自宅に到着しました。電気・ガス・水道の点検を終え ちょっと一段落、気がつくと、玄関に段ボール箱と紙袋が置いてありました。中にお手紙と色々な食料品が沢山入っていて、ビックリでした。
冷え切った家の中でお友達の心配りに感謝・感激しながら、早速 暖かいおでんをいただきました。

今朝、庭を見ると一面の雪景色でした。この雪は1月17日に降った雪が残っているのだそうです。 今月中は、まだまだ寒さが厳しいと 覚悟を決めながら  ハワイの暖かさを懐かしんでいます。
      by Kay

2011年2月3日木曜日

ハマクア浄土院(ハワイ初の日本仏教寺院)

年金トラベル ハマクワ歴史街道お寺巡り、本日のハイライトはハマクワ浄土院本堂の中の見学です。
普段は閉じられていることの多い本堂ですが名ガイドEさんのお骨折りでわざわざ開いて拝観させてもらえることになりました。

ハマクワ浄土院は、岡部学応師が出身地の山口県大島郡から の移民が多い、ハワイ島ハマクアに1896年「ハマクア仏教会堂」を開基された事に始まります。ハワイ州で最初の日本仏教寺院です。
阿弥陀如来は岡部師が日本から持ってこられ、ハワイ各地を背負ってめぐり歩いて教えを広めたといわれるものです。そしてそれを祀る厨子は、ハワイ特産のコアの木で、移民の宮大工の手によるものだそうです。
欄間などもコアの木を使った趣のある作りです。
これだけの歴史遺産が日本人観光客には知られず眠っているのです。とても残念です。




より大きな地図で ハマクア歴史街道 を表示

2011年2月1日火曜日

憧れのマウナケア山頂

2ヶ月のロングステイも終盤を迎え帰国間近の先日、Yさんより「マウナケアのサンセットツアーに参加しませんか?」とお誘いがありました。
お話を伺うと日本女性のガイドさんで言葉の心配もなく料金も格安とのこと、喜んで参加させて頂くことにしました。
日程は1月29日2時30分出発と決定。Tomは心臓の持病が有るため私だけ参加。
1月29日朝から雨、昼頃ようやく晴れてきました。

1時間余りサドルロードを走り雨が降ったり霧が出たりと悪天候の中、標高2800mのオニズカセンターに到着。途中の悪天候がウソのような素晴らしい青空。ここで体を気圧に慣らすため30~40分休憩をとりその後山頂に登るのだそうです。
その間にガイドさんが用意してくれたお弁当をいただきました(とても美味しかったです)。
そして20年から50年に一度花が咲くと枯れてしまうというギンケンソウの写真も撮りました。
(花の咲いている最中の物はみつかりませんでした。)
そしていよいよ山頂へ出発です。途中眼下に広がる真っ白な雲のじゅうたん そしてマウナロアなど、本当に素晴らしい光景です。
ガイドさんの安全運転で30分ほどで山頂につきました。
山頂は4200mの高さと思えないほどとても穏やかで暖かく(2.5℃)、気圧の変化も全然気になりませんでした。これなら心臓の悪いTomも大丈夫だったのでは?・・・と思ったほどでした。
30分ぐらい待っていると サンセットのクライマックスが近づいて来ました。この素晴らしい光景はとても言葉では表現できないほどの感動で、魂と心が揺さぶられる瞬間でした。
大自然の偉大さ、荘厳さにただただ感謝感動の連続でした(6時20分頃)。





日没後もまだ周りは明るく空の色が変化して行くのでシャッターを押し続けていました。
7時頃オニヅカセンターに戻り、ここで星空の観測です。ガイドさんの説明で日本ではなかなか見ることの出来ない星や冬の天の川など、とても感動的でした。夏の天の川は自宅の庭からも良く見えるのですが、冬の天の川は見たことが無く、そして夏と冬とでは位置が変ることもオドロキでした。
観測中も星の位置が変化し続け、地球は確かに動いていると認識させられました。
明日からマウナケアの山頂を眺める時、今日の素晴らしい体験を一生忘れる事は無いと、感動をかみしめながら帰路につきました。

お誘いいただいたYさん、そしてガイドのFさん 本当に素晴らしい思い出と感動をありがとうございました。
       by Kay


《注意事項》 by Tom
オニズカ・ビジターズセンターに置いてある注意パンフレットには次の人は頂上へ行かない様にと強くすすめられています。


・16才以下の人
・妊娠中の婦人
・高血圧 心臓疾患 呼吸器系疾患のある人
・24時間以内にスキューバダイビングをした人
・お酒を飲んでいる人
 
※なお高山病や脱水症状を和らげるために、頻繁に水を取る事がすすめられています。(山頂は常に湿度が低い)