2012年7月1日日曜日

【健康8】歯が溶ける「酸蝕歯」

飲食物などに含まれる酸により、歯の表面が溶けてしまう「酸蝕歯」。
健康のためにお酢を飲む事がはやっていますが、歯の健康も守る必要があります。
黒酢飲料などだけでなく、 スポーツドリンク、乳酸飲料、オレンジジュースなども酸性で歯のエナメル質をとかすに十分に酸性が強いのです。

 しかし通常は、唾液が酸を中和して口内を中性に戻すとともに、唾液に含まれるカルシウムなどが、溶けたエナメル質を修復してくれるため歯の健康は維持される。

ところが、酸に触れる時間が長い場合や頻度が高い場合、口内が乾いて唾液が少ない場合には、修復が間に合わずに酸蝕が進んでしまうのです。
ダラダラと飲んで、歯が酸にさらされる時間が異常に長くなるのがよくないのです。

 一気のみでゴクリと飲みきってしまうとか、口全体には広げず、ストローを使って、なるべくノドの奥に流し込むように飲むとか、飲み方の工夫も必要です。

飲んだあとには水やお茶で口をすすぐこと、よくかんで食べ、唾液の出をよくすること、軟化した歯が削れるのを防摂取後30分は歯磨きを控えること、なども大切な事になりますね!

東京医科歯科大 北迫勇一らの調査による




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