2012年4月10日火曜日

2度目の救急車(2)

3月27日 早朝、主人の苦しそうな声で起こされました。
時計を見ると5時45分。いつも早起きする主人ですが こんなに早くから起こすことはまずありません。
ただならぬ気配にベッドから飛び起きると 胸に手を当て 苦しそうな表情で 痛みに耐えている主人の顔。
「この痛みは普通じゃないから 救急車を呼んで!」 と、か細い声・
9年前の出来事が 脳裏をかすめ 急いで119番しました。
到着まで10分位との事でしたので、その間に 保険証 いつも飲んでる薬 次回の診察の予約表など 思いつく限り用意し 救急車に乗り込みました。
病院はいつもお世話に成っている大田原赤十字病院をお願いして 受け入れOKの許可をもらい 出発することが出来ました。
(受け入れ先が見つからないと出発できないそうです)
車の中で救急隊員の方が 主人に 朝からの様子や 今の気分など 色々聞き、細かくメモをしていました。(意識ははっきりしていた)
6時45分ごろ到着。すぐに救急処置室に運び込まれ 私は待っているようにとのことで 中に入る事は出来ませんでした。
9時頃 少し落ち着いたので 入って下さいと言われ 会うことが出来ました。
主人の話によると 主治医の先生も8時頃来てくれたとのこと、そして午後からカテーテル検査と治療をするとのこと。点滴台には 何本もの点滴の袋がぶら下がり 痛々しい状態です。
そして午後の手術にそなえ いったん救急処置室から病室へ移動し そこから手術室へ向かう手はずに成りました。
その間病室でゆっくりする事が出来ホッとしました。
12時30分頃 2時間位の予定で手術室に入って行きました。
1時45分頃終わりましたとの連絡があり 「アレ 予定より早い?」と思いながら面会に行きました。
その後モニターを見せて頂きながら 先生から詳しい説明があり 手術の内容は 9年前に入れたステントの部分が細く成っていたのでバルーンで膨らませて広げたとの事。
そして その先の血管で血栓が固まってつまっている所があるが その先の心筋がどうなっているか検査しないと 今後の治療方針が決まらないとの事でした。
今日と明日はICU(集中治療室)で心電図、酸素飽和度、1時間おきに自動血圧測定、それに点滴が5-6種類と 尿管に管を通して排尿とで ベットに縛り付けられている状態など、9年前に体験した医学用語が出てきました。
そして 昼夜にかけて 看護師さんがズーッとお世話して下さるとの事で まずは一安心することが出来ました。(完全看護なので付き添いはいらないそうです)
又 明日から集中治療室での面会は 電話で連絡を取り許可をもらって10分位ならOKだそうです。
ホットすると同時に病院から家に帰る足が無いことに気づき一瞬あわてました。幸い市内でお仕事をしている友人を思い出し 仕事の帰りに便乗させて貰うことが出来助かりました。
早朝からアタフタと救急車に乗り 色々な事を体験した 長い長い1日が終わりましたが、明日から退院までしばらくの間 往復50kmの看病生活続きそうです。 
つづく  By Kay

※写真はイメージです。

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