2009年6月26日金曜日

共栄植物(コンパニオン・プランツ)No.3(ナス科)

コンパニオン・プランツ 第3弾は ナス科の野菜(トマト、ナス、ジャガイモ、ピーマン、パプリカ、トウガラシ、シシトウなど)の代表としてトマトを取り上げます。
まず合わせるネギ属(ユリ科)の野菜ですが トマトは根が深く伸びるので ニラを選び根が絡むように植えます。ニラの根には拮抗菌(病原菌を抑える微生物)が生息しトマトの土壌病を防ぐ働きがあります(トマトの萎ちょう病が起こりにくくなる)。又バジルはトマトを害虫から守り、生育を促進させ風味を良くするといわれています。トマトとバジルは料理でも相性が良く楽しめると思います。

これに付け加えてナスタチウム(金蓮花)を植えアブラムシの被害を減らし、マリーゴールドで野菜の根を侵すセンチュウ被害を防ぐ事を期待します。
マリーゴールドはトマトの収穫が終わったら抜いて枯らし細かく刻んで土に鋤き込むとセンチュウをさらに減らす効果が期待でき連作障害を和らげる事が出来ます。

ナスタチウム、マリーゴールドはウリ科の野菜にも良いコンパニオンプランツになります。



ところで、今までもPCとインターネットとしてパソコンの事も書いてきましたが、別のブログで 「シニアーのためのパソコンレッスン」として目から鱗の便利な小技を紹介してゆきます。こちらも合わせ訪れて、見ていただければ幸いです。

2009年6月19日金曜日

共栄植物(コンパニオン・プランツ)No.2(ウリ科・ユリ科)

ネギ属(ユリ科)の野菜(ネギ、ワケギ、アサツキ、チャイブ、ニラ、ラッキョウ、ニンニク、タマネギなど)は根の周りに善玉菌(拮抗菌)を出します また ネギ類の特有な臭いを嫌う害虫も多く 色々な野菜とコンパニオンプランツとして植えられます。
今回はウリ科の野菜(キュウリ、ニガウリ、カボチャ、ズッキーニ、トウガン、ヘチマ、ハヤトウリ、メロン、スイカなど)の代表として キュウリとネギを植えてみました。図の様に根が同じ所で絡み合うように植えます。ネギの根についている拮抗菌がつる割れ病を予防し、ネギの特有の臭いがキュウリの天敵・ウリハムシが寄りつかなくなるといわれています。ウリ科の野菜はいずれもネギ科の野菜と植えると病気を予防できます。カボチャなど根が浅いところで広がる野菜はネギとニガウリのように根が深く張る野菜はニラがいいと言われています。いずれも根どうしが絡み合うように植えます。
庭で今朝摘んだグミとクコ。この夏はハワイを断念したおかげで庭の果物が楽しめそうです。追々紹介して行きます。

2009年6月12日金曜日

共栄植物(コンパニオン・プランツ)No.1(アブラナ科・キク科)

体調を崩してしばらく更新をお休みしました。
この夏はハワイ行きは断念しました。
那須より 週1回のペースで 更新して行きますのでよろしくお願いします。

前回ハワイで ブロッコリーを植えたとき チョウチョウなど滅多に見ないのに 葉をアオムシに食べられてレース状になってしまいました。

アブラナ科の野菜(ブロッコリー、チンゲンサイ、コマツナ、タカナ、ケール、ナバナ、ミズナ、キャベツ、ハクサイ、カブ、ラディッシュなど)を狙ってモンシロチョウ(アオムシの成虫)、ヨトウガ(ヨトウムシの成虫)、コナガが飛来します。
 農薬は使いたくないので 伝統農法をまねてみることにしました。 
キク科の野菜(レタス、シュンギク、サラダナ、サンチュ、アーティチョーク、ゴボウ等)はこれらの虫を忌避する働きがあります。
今回は チンゲンサイに コンパニオンプランツとしてレタスを一緒に植えることにしました。モンシロチョウは盛んに飛んでいます。効果を楽しみに見て行くことにします。